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笛や太鼓など、保存伝承と練習のために公開します。

潟保神楽の笛練習①すが

「すが」は、舞の初めと終わりの曲。

初めは舞い手が獅子頭を被るとき、そして終わりに獅子頭を納めるときに奏でる曲です。
師匠から「まずこれから覚えれ」と言われたものの、Aメロやサビなんてないので、2分位にもかかわらず覚えるのに苦労しました。
笛を吹くよりも最初は指使いを身につけるため、無音の動画をスロー再生にして何回も練習したものです。

この曲を聞いただけで、舞い手の方は気が引き締まるそうです。

潟保神楽の笛練習②くも

「くも」は、くもを舞う曲。

舞い手が獅子頭を大きく上下に動かす、ダイナミックな曲です。
才蔵が獅子の周りを動き回り、一気に躍動感が出てきます。

潟保神楽の笛練習③ごへ

「ごへ」は、幣束の舞の曲。

幣束を持ち、獅子が四方を祓い清める、優雅な曲です。
前の「くも」とは違い、ゆったりとした調子で厳格さが伝わります。

潟保神楽の笛練習④すず

「すず」は、鈴の舞の曲。

演目としては一番長く、10分以上あります。
舞い手は片足で立ち、後ろの方がバランスを崩さないようしっかりと支えることから、体力が必要な舞だそうです。

笛においては一定のメロディーの繰り返しですが、吹き続けて頭がクラクラすることもしばしば。

潟保神楽の笛練習

⑤くもからこねり

「くもからこねり」は、くもの舞からこねりの舞を続けて演じる際の曲。

くもの舞では、獅子が大きく躍動し、こねりの舞では踊るような軽快なテンポに変わります。
「こねり」は「狂い」ともいわれ、才蔵が獅子を動かしているような感じがすごく好きです。

潟保神楽の笛練習⑥こうじょうわたり

「こうじょうわたり」は、家々を渡り歩く際の曲。

神社での奉納後、町内の当番家まで獅子を神楽屋台に載せて巡行しますが、その時に演奏します。
一息で笛を吹き続けなければいけないところが多くあり、吹き手は大変です。
ただ、なんとも言えない色気のあるメロディーで、ひきこまれる気がします。

潟保神楽の笛練習⑦例祭演舞に合わせて

例祭の映像に合わせた笛の様子です。

潟保神楽の太鼓

例祭での太鼓の様子です。

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