岩手県花巻市の(株)伊藤染工場さんにお願いし、背景幕を新調しました。
もともと神楽では「幕」を使用しないのですが、各地で公演する際、民俗芸能に興味を持ってもらえるよう、そして神楽のPRになればと思い、作成に至りました。
幕の左右にある六角形は「六郷亀甲」と呼ばれる神紋です。
当方の八幡神社が所在する秋田県由利本荘市(旧本荘市)を治めていた藩主、六郷家の家紋が六郷亀甲です。本来の家紋は六角形が3つ並ぶのですが、神紋が同じだと藩主と同じ扱いとされ無礼にあたることから、1つにしたのだと神社の神主さんから教わりました。
来月開催される由利本荘市民俗芸能大会で、背景幕が初披露されます。
公演の練習も始まり、保存会のみなさんは気合が入っています。乞うご期待!
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